RECRUIT

プロジェクトストーリー

集合写真
  • 酒井  広樹
    酒井広樹

    第1ソリューション部
    システム営業

  • 久保田  貴之
    久保田貴之

    第2ソリューション部
    システムエンジニア

  • 細野  恵美
    細野恵美

    第2ソリューション部
    プログラマー

  • 前原  隆徳
    前原隆徳

    第3ソリューション部
    インフラエンジニア

弊社が取引している企業の中でも、非常に長くお付き合いしている総合エクステリア業者さま。グループ会社を含め、二十年以上お付き合いさせていただいている企業です。
かねてより、弊社で導入した基幹業務システムをご利用いただいておりましたが、新会社設立に伴い、グループ会社間の伝票発行業務をシステム化する必要がでてきました。さらに、ハードウェアの老朽化によるリプレイスの時期も控えていたため、ほぼ同時期に二つの大型プロジェクトを進めることになりました。

酒井広樹

既に案件を熟知しているスペシャリストたちがいる。
だから、安心して案件に入っていけた。

私が担当営業になったのは2019年からです。前任者からお客さまを引き継いで、まだ日が浅い中でのプロジェクトでした。
非常に大きなお客さまで、当初は規模感もよく分かりませんでした。そのため、規模感を掴むという意味で苦労しましたが、既にお客様との関係構築がされている中に飛び込む形となったため、繋がりを得るという意味ではあまり苦労しなかったように思います。SE(システムエンジニア)の久保田さんやIE(インフラエンジニア)の前原さんが案件を熟知されていたので、とても頼もしかったですね。お客さまとのコミュニケーションもスムーズに入っていけたと思います。
そんな中で、私は社内の作業内容を整理してお客さまに提案したり、お見積りの案内をしたりしていました。また、SEやIEが取込中で取れない電話に私が出て、代わりに内容をお伺いし、取り次いだりもしていました。
本件では、円滑な情報共有ができるように、LINE WORKSで専用のトークグループを作っています。関係者が多岐に渡るため、営業やSEなど、部署を跨いでの情報共有が必要です。お客さまから連絡が入ったときや何か問題が起きたときは、そこに情報を流し、レスポンスよく返答できるようにしています。

久保田貴之

お客さまの要望をヒアリングし、
実現可能なところまで落とし込んでいく。

今回のプロジェクトの目玉として、"新会社設立によるグループ会社間での伝票発行業務をシステム化する"という要望がありました。
毎月、約3,000本の伝票をグループ会社間で各々発行せねばならないのですが、人力で作業した場合、膨大な時間がかかります。その作業をシステムに置き換えたいという要件です。
設計・開発から検証、実稼働まで約3か月。短納期で仕上げなければならず、とにかくPG(プログラマー)の細野さんには頑張って作っていただきました。一方で、私はお客さまとお打合せを重ね、システム変更後の具体的な画面や帳票イメージを資料化していきました。お客さまの要望とシステムで実現できる範囲に差があり、板挟みになることもありましたが、重要な部分を見極め、補足しながら、細野さんには依頼していましたね。
このように、設計・開発も大変でしたが、さらに大変だったのは検証です。大掛かりなシステムだったため、プログラムで処理を流したとしても、結果を出すのに3時間かかります。処理を動かしている間は、待つしかなくて、3時間かけて結果を確認し、問題があれば修正するという作業を重ねました。
この3時間は、実際にお客さまがシステムを使う際にも待っていただく時間です。当然ながら、処理が速ければ速いほどお客さまにとってはプラスです。そのため、PGにはできる限り早くシステムが動くように要求を出しました。

細野恵美

とにかく時間が足りなかった。
それでも、できる限りお客さまの気持ちには寄り添いたい。

私は久保田さんがまとめてくれたシステムの要望や設計を、実際に形にすることが仕事です。しかし、全体の工期は3か月。そのうち、開発に充てられる時間はごく僅かです。
とにかく時間がない中での作業でしたが、お客さまからの要望にはできる限り応えたいという思いがあります。もちろん、すべてのご要望を叶えることは難しいですが、都度、話をしっかり聞いて、表現しきれない部分は「こちらでどうでしょうか?」と代替案を出すようにしていました。あとは、社内にいらっしゃる先輩方にも相談をし、教えていただいたことを組み込みながらプログラミングしました。
また、先ほど久保田さんの話にもありましたが、システムの処理を動かすだけで3時間かかってしまいます。その間、お客様はシステムを使えなくなってしまいますので、久保田さんからはとにかく"システムの処理速度を上げてほしい"という依頼が来ていました。ですので、集計時のスピードは特に意識して作りました。

前原隆徳

過去のノウハウを生かし、
より利便性や安定性の高いインフラ環境が構築できた。

私が担ったのはハードウェアのリプレイス部分です。
以前導入した仮想デスクトップと仮想サーバの更新が主な内容でしたが、新旧の製品バージョン間で互換性がなく、非常に焦った記憶があります。社内検証中に互換性がないことに気づいたのですが、そのときは冷や汗をかきましたね。
その後、新旧の互換性を保持するバージョンを見つけることができ、事なきを得ました。社内には色々なバージョンが蓄積されており、そのうちのひとつがぴったりとはまった形です。
今回、グループメンバーが積み重ねてきた技術や経験を生かして、より利便性や安定性の高いインフラ環境が構築できたと思います。一緒にアサインされたメンバーと相談を重ね、様々なアイデアを練りこんだ良い環境ができたのではないでしょうか。

ちなみに、今回のプロジェクトを進めるにあたり、工期は1か月でした。本来は4か月かけて行う作業です。
工期を短縮できた理由のひとつとして、社会情勢の変化により2020年の春からはじめた在宅勤務制度の活用があげられます。本来であれば現場に赴くのですが、今回はすべて自宅から作業しました。元々、リモートでも対応できるように設計していたことが功を奏し、移動時間が短縮されて実現できたプロジェクトです。

Message

システム・アルファでは、取扱い商材・サービスが多岐に渡るため、その数だけスペシャリストが生まれます。各職種のスペシャリストたちが知識や経験を活かし、業務にあたっているため、部署を跨いだプロジェクトに携わることも少なくありません。連携の良さは弊社の強みです。
ぜひ、アルファの一員となり、一緒にプロジェクトを動かしましょう。

社長のフィギュアとアルファのロゴマークを組み合わせて盛り上がる皆さん
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